ユーザの目から観察される実オブジェクトまでの距離に関係なく、焦点ぼけを空間的に制御して実世界の見えを操作する視覚拡張眼鏡システムを提案しました。提案手法では、実オブジェクトの一部がぼけて見えるように操作できますが、同じ距離にある他の部分はそのままの様子で見ることができます。本研究では、ETL (Electrically Focus Tunable Lenses) とこれと同期した高速プロジェクタを照明として利用します。