映像を、単に人間が眺めるためだけではなく、映像上で種々のデバイスを制御することでユーザインタラクションを実現する研究が注目されています。しかし、可視のマーカは映像の見た目を損ない、可視光通信による映像への不可視情報の重畳手法は高速プロジェクタが必要という課題がありました。そこで、一般的な液晶ディスプレイの映像の画素毎に不可視の情報を重畳し検出する手法を提案しました。ディスプレイの各画素の色度を高速で振動させ、この振動の有無をフォトダイオードを用いて検出することで情報を埋め込みます。
abe_ACVRSJ2016.pdf