ACMのSIGCHIフォーマットでTeXが大量に出力する警告を消す

はじめに

ACMのSIGCHIフォーマットを使って論文書いてる時、TeXが大量に警告を出力していてなにもわからなくなるので、その警告を減らしてみるTips

前提

  • dvipdfmxを使う
  • 英弱なので日本語で書いたものも出力されて欲しい
  • 環境
  • Windows10
  • TeXの環境ははTeXインストーラ3でインストールして構築
  • 多分MacでもLinuxでも同じだと思う。

減らすべき警告

  • Unknown token “SDict”
  • すごくたくさん出る
  • こういうやつ
dvipdfmx:warning: Unknown token "SDict"
dvipdfmx:warning: Interpreting PS code failed!!! Output might be broken!!!
dvipdfmx:warning: Interpreting special command ps: (ps:) failed.
dvipdfmx:warning: >> at page="1" position="(53.929, 593.449)" (in PDF)
dvipdfmx:warning: >> xxx "ps:SDict begin [/Count -0/Dest (section.5) cvn/Title (Introd..."
dvipdfmx:warning: >> Reading special command stopped around >>begin [/Count -0/Dest (section.5) cvn/Title (Introduction)
  • 検索したら先人がいらっしゃった
  • http://www.hnagata.net/archives/142
  • 詳細はページを参照してもらうとして、修正はcaptionとhyperrefパッケージの頭に[dvipdfmx]をつけるとよいらしい。
  • SIGCHIフォーマットでは、hyperrefしか使用されてなかった。
  • *.texファイルの57行目を修正した。
%\usepackage[pdflang={en-US},pdftex]{hyperref}
\usepackage[dvipdfmx]{hyperref}
  • 警告消滅、すっきり。

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